地球温暖化ガス

ちきゅうがとける

CentOS 5.4でSLコマンドをためす

サーバを停止して早くも一ヶ月を超えてしまったので、新サーバ機で良いものはないかと模索してたところ、
以下のような素敵なものが発売されたことを知りました。


玄人志向、ACアダプタサイズのミニサーバーキット「玄柴」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20091203_333030.html

おお、省スペースと省エネの実現!これこそ家計に優しいサーバだ!
しかしながら50台限定とかで早々に売り切れたとか…無念。


でもそんな新サーバ機を買う予算はウチの世帯主様からは事業仕分けで却下の対象とされてしまうため、そもそも購入なんかもってのほかだったわけですが。


というわけで新サーバの候補としてノミネートされたのは、もろもろの事情で封印されていたデルのノート。

バッテリーが逝っちゃってるため(修理代はDELLに問い合わせたところ6,500円だってサ!)、
ACアダプタ必須ですが、まぁメモリ交換したことでまともに動くようになったっぽいのでこいつにCentOSを入れて動かすことにしました。


さっそくCentOSのISOをDVDに焼いてインストールをしたんですが、インストールをするパッケージを選択するところで毎回BUGのアラートがでてインストールが中断されてしまうという現象がでてしまったため、GUIでのインストールではなく、テキストモードでのインストールで対応することに。
結局テキストモードインストールをしたことでうまくインストールはできたんですが原因は不明…
なんだったんだろう?


さて、ここからが今回の本題なのですが、linuxのコンソールでよく使うコマンドで「ls」というのがあります。
意味は「リスト」で、指定ディレクトリのファイルをリストアップするものなんですが、
タイプミスで「sl」と打ってしまうことがよくあるそうです。(僕はないよ!念のため)


そんな時、コンソールでは何がおこるのか…
その一部始終をご覧いただこう。



ポッポー


SL機関車です。

ミスタイプしたが最後、コンソール上をSLが横切るのをただ黙って待っているしかありません。


じつはこれジョークプログラムとのことです。


■sl (UNIX) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/Sl_%28UNIX%29

僕も最近知ったんですが、歴史は古いらしく20年以上前からあるコマンドらしいです。


CentOSではSLはデフォでパッケージに含まれていないので、このSLを有効にするためには、ソースから入れる必要があるのですが、僕は面倒くさいのでyumで入れました。
手順は以下のとおりになります。


1:epelのリポジトリを有効にする(CentOS 5.4の場合)
rpm -ivhhttp://download.fedora.redhat.com/pub/epel/5/x86_64/epel-release-5-3.noarch.rpm
※5-4がなかったので5-3で代用。


2:SLを入れる

yum install sl
でOK


これでslとコマンドをうつと、機関車が横切ります。
…まぁそれだけです。


気が向いたら踏切付きSLや、無駄に長いSLなんかもあるらしいのでチャレンジしてみてください。